インテリアの完成度を大きく左右する家具の要素の一つ「カーテン」。
今回は様々な視点から「カーテンの選び方」をご紹介していきます。
カーテン選びに失敗してしまうとお部屋全体のオシャレ度が残念なものになってしまう可能性があります。
逆に、あなたのインテリアに合うカーテン選びができれば、インテリアの完成度がグッと上がります。
最近では、窓が大きなお部屋が増えていて部屋に対してカーテンが占める割合が増えています。
カーテンの選び方をしっかり学んでいきましょう。
失敗しないカーテンの選び方

選ぶ順番や配色の仕方など、カーテン選びにはルールがあります。
そのルールを守って選べば大失敗するリスクをかなり減らすことができます。
ルールを守ってカーテンを選ぶことで、あなたのインテリアの雰囲気にピッタリのカーテンを選ぶことができますよ。
- 家具を先に選ぶ
- 家具とテイストを合わせる
- カーテンを主張させすぎない
簡単に言うと、上記の3つを守るだけでも失敗を防げます。
カーテンの種類は星の数ほどあります。めちゃくちゃ多いです。だから選択肢の少ない家具から選ぶことが重要です。
家具が決まってからカーテンを選ぶと、家具のテイストに合うカーテン生地の選択肢は限られます。
選択肢を絞った上で、あなたの部屋に合うカーテンを選んでいきましょう。
詳しい記事:カーテン配色のコツは3つのルールを守るだけ
合わせやすい人気のカーテンの色は?

家具が決まってカーテンの選択肢を絞れたけど、それでも選べない。どれを選んでいいか分からない。そう悩む方は多いです。
でも安心してください。
カーテンなんて人生で何度も選ぶものではないので悩んで当たり前です。

「無難」といっては聞こえが悪いかもしれませんが、どんなインテリアにでも相性の良いカーテンもあります。
カーテン選びに自信がないという方は
- ブラウン系のカーテン
- 葉っぱ柄のカーテン
- 奇抜な色を避ける
から選ぶと、主張はしませんがインテリアを邪魔しないカーテン選びをすることができます。
関連記事:【何にでも合う】リビング用カーテンの人気色や柄を調査!
狭い部屋を広く見せるカーテンの選び方

狭い部屋でのカーテン選びを失敗してしまうと、さらに圧迫感が出てしまうことになります。
逆に、ビジュアル的に広く見せる効果のあるカーテンを選べば、狭い部屋でも広く見せることができます。
- カーテンの色(暖色は注意)
- カーテンの柄(大きさに注意)
- ヒダ(波打ち)が少ないカーテン
といった視点に気をつけながらカーテンを選ぶと、寝室や一人暮らしなどでどうしても狭くなってしまう部屋も広く見せることができます。
詳しい記事:狭い部屋をオシャレに広く見せるカーテンの色や柄とテイストを調査
寝室にオススメのカーテンの色とは

「色」が人間に及ぼす影響は大きいです。
グリーンやブルーは心を落ち着かせる効果がありますし、赤やオレンジは元気な気持ちにしてくれます。
インテリアの大きな面積を占めるカーテンの色は、あなた自身をリラックスさせたり、明日への活力を呼び起こす重要な要素なんです。
特に寝室のように「疲れを癒すインテリア」が求められる空間ではカーテンの色選びは重要です。
ライトトーナス値という数値からもわかる、科学的にも「人間がリラックスできる色」を寝室に取り入れると安眠効果が期待できます。
詳しい記事:【寝室にオススメ】安眠できるカーテンの色の選び方とは?
夏の暑さはカーテンを工夫して乗り切ろう

カーテンはただの布ではなく、部屋の温度を保ってくれたり、反対に熱をはね返す効果のあるものが増えています。
特に、夏の暑い季節は西日で部屋に熱がこもってしまいますよね。
エアコンもフル稼働するので電気代もバカになりません。
そこで、カーテンを使って外からの熱気を遮断したり、視覚的に涼しく過ごす方法をご紹介します。
遮熱カーテン
遮熱カーテンとは、その名の通り「熱を遮るカーテン」です。
この遮熱カーテンを使えば部屋に入ってくる暑さを遮断できるので、夏は非常に効果が高いです。
ただ、僕はあまり遮熱カーテンをオススメしていないんです汗
その理由は
- インテリア性に欠ける
- 風通しが悪くなる
- 外が見えにくくなる
というデメリットがあるからです。
もちろん、「私は熱を遮ることを最優先したい!」という方には非常に有効な手段です。
自分が満足できる、リラックスできる空間を作ることがインテリアの醍醐味ですから。
あくまでも僕の主観です。
僕はインテリアをオシャレにしたい、見栄え良くしたいという点をカーテンにも求めるので遮熱カーテンは採用しませんでした。
関連記事:【効果あり?】遮熱レースカーテンて実はデメリット多いかも
どんな部屋にでも遮熱カーテンが合う、とは思っていません。遮熱カーテンには上記のようなデメリットもつきものです。
あなたの部屋が遮熱カーテンを採用しても大丈夫かどうか、そういった視点でも考えてみてくださいね。
詳しい記事:【一長一短】遮熱レースカーテンが効果テキメンな部屋とは?
見た目に涼しいインテリア

窓からの熱を物理的に防ぐこともできますが、視覚的に「涼しさ」を取り入れることもカーテンなら可能です。
ここでも「色」が重要になってきます。
涼しく見える色といえば、ブルーなどの「寒色系」の色です。
夏限定になってしまいますが、青いカーテンにマリン系の小物を合わせると見た目にも涼しい空間が仕上がりますよ。
詳しい記事:【夏の暑い部屋】カーテンの色を変えて涼しいインテリアに!
夏だけカーテンをブルー系に変える予算がないという方は「濃紺」「ネイビー」を選びましょう。
ネイビーは夏でも冬でも季節を選ばない色です。
夏は、ハワイアンなインテリア小物を選ぶことでマリン系を演出することができます。
ネイビーインテリアは特に一人暮らしの男性にはオススメです。
これから部屋を作るという方はぜひ参考にしてみてください!
関連記事:【ネイビーインテリアの作り方】一人暮らしの男部屋は紺がモテる!
内覧会ではカーテンサイズを採寸しよう

賃貸でも分譲でも、既製サイズのカーテンは窓に大きさが合わなくなっている部屋が非常に多いです。
カーテンは防犯の意味でも重要なものです。住み始めた時にはカーテンは無いといけないもの。
でも、既製品以外のサイズのカーテンは
- サイズを測る
- 注文する
- 数週間の納期を待って届く
という風に部屋に吊るまでに時間がかかります。
そのためには、事前にサイズを採寸してオーダーしておく必要があります。
住む部屋が決まった時点で、住み始める日にカーテンがあるために逆算して、どんな準備が必要か把握しておきましょう。
詳しい記事:新築マンションのカーテンサイズは内覧会で採寸すべき理由
オーダーカーテンは適当に測った寸法では合いません。住む前にサイズを測っておくことは、めちゃくちゃ大事ですよ。
カーテン選びのまとめ

ここまで、様々な視点からカーテン選びのコツについてご紹介してきました。
全てをまとめて書くとかなり長い文章になってしまうので要約しましたが、うまく伝わったでしょうか。。。
念のため、それぞれの選び方に対しての詳しい記事へのリンクを書いておきます。最後にもう一度おさらいしてみてください。
カーテンはお部屋の雰囲気を作る大事なインテリア要素です。
あなたにぴったりのカーテンを選んで素敵なインテリアを目指しましょう!
スムーズに選べる人の方が少ないんじゃないかな。