夏を快適に過ごすためのエアコンですが、実は簡単に内部の掃除ができます。
一人暮らしだとなかなかエアコン掃除まで手が回りませんが、なんと4つの手順で掃除が完了してしまうんです!
- 外側の拭き掃除
- フィルターの掃除
- ルーバーの掃除
- 送風運転で乾燥
しかも実際に手を動かす時間は15分(僕の場合)で出来てしまいましたので、ぜひ簡単なエアコン掃除やってみてください!
エアコン掃除しないと体調不良になる?
エアコンは使用するたびに室外機を通して外の空気を取り込んで、空気を冷やし室内に冷たい風を送っています。
ここでエアコン内部が汚れていると汚い空気を部屋じゅうに滞留させてしまうことになります。
外からの空気に含まれるホコリはエアコン内部のフィルターを通して室内には入らないようにされています。
しかし、フィルターが目詰まりしてくるとそれがカビの原因となります。
放置すると、エアコンをつけた瞬間にカビ臭い風が部屋じゅうに送り込まれてしまいます。
実は、エアコンをつけると喉が痛い、目がかすむ、などといった症状はエアコンから排出されたホコリやカビが原因かもしれないんです…。
そんな事態を防ぐためにエアコン掃除をしましょう!
エアコン掃除の方法
では、実際にエアコン掃除をしましょう。用意するものは以下の通りです。
- 不要になった歯ブラシ
- 掃除機
- 雑巾(2枚)
雑巾は乾拭き用と濡れ拭き用の計2枚あったほうが良いです。
また、エアコン掃除を始めるとエアコンの下にホコリが落ちますので家具などは移動しておくかカバーをしておきましょう。

そして、エアコン掃除中に運転しないように電源プラグを抜いておきましょう。
指を巻き込む、感電するなど思わぬ事故につながりますので、主電源だけでなくコンセントから抜いてください。
まずは外側から掃除する
いきなりエアコンの前フタを開けるのではなく、エアコンの外側から掃除しましょう。
まずは、掃除してない間にエアコンの上や前面の吹き出し口などにたまったホコリを掃除機で吸い取ります。
次に硬く絞った濡れ雑巾で周りを綺麗に拭き取ります。ついでに排気ホースも綺麗にしましょうね!
最後に、乾拭きをすれば外側の掃除完了です。
いざ、本番!フィルター掃除
外側の掃除が終わったらエアコン掃除の要、フィルター掃除です。
エアコンの前面、側面をよく見てみると両側に指を引っ掛けられるようなツマミを見つけることができます。
それをパチンと前に引っ張るとエアコン内部が出てきます。
ホコリまみれじゃないですか?笑


もっともホコリがたまっている部分がフィルターです。
網戸の網をすごく細かくしたような素材のフィルターなんですが、毎日ホコリを吸ったせいで見る影もありませんよね…。
フィルターもよく見ると指を引っかけるような小さな取っ手が付いていることが多いので、それを探して外します。
無事に外すことができたら、フィルターの表と裏をしっかり認識しておきましょう。
フィルターは裏から表に向けて空気が通るように作られています。
ですので、裏から表に向けて掃除をしないと目詰まりの原因になってしまいます。
エアコンから出る空気の流れに沿ってフィルター掃除しないとフィルター内に埃が詰まります!
フィルターの掃除方法
無事にフィルターが外せたら、まずは掃除機でホコリを吸い取りましょう。
風の流れは「フィルターの裏から表」なのでフィルターの表側から掃除機をかけます。
吸い取れないホコリやスミっこに残ってしまうホコリは歯ブラシで取りましょう。(表側を優しくこする)
それでも全く歯が立たない、掃除機をかけてもホコリの層が深すぎてフィルターがホコリ色をしているようなら水洗いが効果的です。
蛇口の水よりもシャワーを使うと簡単でホコリを落としやすいです。
この時も「フィルターの裏から表」の向きは同じです。
掃除機とは逆でシャワーの水は裏から表に当てましょう。ホコリを押し出すようなイメージですね。
ここに注意!
フィルターを水洗いした際は、十分に乾かしましょう。
万が一、水分が残ったままエアコンに設置してしまうとカビの発生原因になります。
せっかく綺麗に洗ったのに結局カビが発生してしまっては元も子もありません。
エアコン掃除の一工夫!
エアコンの前フタを開けた後は、内部の状態をスマホなどで写真に撮っておきましょう。
ホコリの記録を取るためではなく、フィルターを掃除した後に元通りに設置するためです。
大丈夫、覚えてると思っていても、一生懸命に掃除した後にフィルターを取り付けようとすると「あれ、どうなってたっけ?」となりますので保険をかけときましょうね。
空気の吹き出し口を掃除する
フィルター掃除が終わって乾かしている間にエアコン本体の内部も掃除しておきましょう。
エアコンを運転した時に空気が部屋に吐き出されるルーバーを拭きます。
ほとんどの機種がエアコンの下についてます。
手で触ると上下に動く部分で、エアコン運転時は風向きを変える役目をする部分です。

フィルターから漏れ出したホコリや、使ってない時期にたまったホコリで汚れていますのでしっかり水拭きして、最後に乾拭きをします。
エアコン掃除の仕上げは送風
エアコン内部の掃除が終わったら撮った画像を見ながらフィルターを設置しましょう。前フタまで閉めて最後の仕上げです。
万が一、内部に水分が残っているといけないので「送風運転」をしましょう。
「送風」は空気を冷たくする・暖かくするという機能は持たず、扇風機のように風を送るだけの機能です。
約30分ほど送風運転をすれば内部も十分に乾燥します。(冬に掃除をする場合はもう少し長めに送風運転をした方が良いです。)
必ず「送風」で運転しましょう。
「暖房」「冷房」「ドライ」の運転はしません。
最後に
ここまで出来ればエアコン掃除は完了です。

フィルターの乾燥・送風運転の待ち時間を除けば約15分ほどでできる作業です。
乾燥時間などを含めてもエアコンを使い始める暑い時期なら1時間ほどでできる作業です。簡単にできますよね!
- 外側の掃除
- フィルターの掃除
- ルーバーの掃除
- 送風で乾燥
冷たい空気で癒してくれるエアコン。
たった4つの手順の掃除で快適な夏を過ごすことができますよ。
ぜひエアコン掃除してくださいね!
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