高断熱っていう謳い文句で
家を選んだのに、寒い…。
窓を閉め切っているのに、寒い…。
窓を閉めているはずなのに
スキマ風が吹いてる気がする…。
このような現象には理由があります。
こういった現象が起こるご家庭の多くは
広いリビングで中に階段や吹き抜けがある、
LDKの窓がすごく大きなお部屋である、
ソファやベッドを窓際に配置している、
という共通点があります。
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なんで寒いの?
昔、お風呂の浴槽で上は熱いお湯
なのに、下はすっごく冷たくて
ビックリしたという経験はありませんか?
それと同じように、暖かい空気は
上昇するという性質を持っています。

①リビングの天井が高いと…?
リビングに階段や吹き抜けがあって
天井が高いお部屋の場合、
エアコンや日差しによって
暖められた空気はどんどん天井や
二階のホールへ上昇していきます。
替わりに天井付近にあった
冷たい空気があなたのいる
リビングに流れ込んでくるため、
寒く感じることとなります。
特に吹き抜けや階段の上り口付近が
ソファやダイニングなどのように
過ごす時間が長くなる場所だと
より一層冷たく寒く感じてしまいます。

②窓が大きい、ソファなどが窓際にある
窓はお部屋と屋外の境界線です。
お部屋の中の空気が外の冷たい
空気で冷やされると窓際の空気は
冷えて重たくなり下に流れます。
その流れは下降気流となり、
冷たい空気が床に広がっていきます。
冬場に窓際にいると閉め切ってて
も足元が寒く感じる理由が
このコールドドラフトという現象です。
暖房をつけているのに寒く感じるのは
冷たい外の空気と接している壁や窓が
十分に温まっていないため
発生する冷輻射の影響とも考えられます。
それでは、どのように対策をすれば
冷たい空気をシャットアウトして
不快感を防ぐことが
できるのでしょうか?
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【部屋が寒い】窓際から入ってくる冷たい風の対策方法
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