今回の記事では、夏を乗り切るためにクーラー(エアコン)を使わずに暑い部屋を涼しくするための効果的な方法についてご紹介していきます!
毎日暑い…。
でもクーラーばかり使ってると体調悪くなりそうだし、電気代も上がっていくし、でも部屋が暑い!
そんな毎日をお過ごしではないでしょうか?
今回は、節電でクーラーを使わずに涼しくなる3つの方法を調べてみました!
打ち水で涼しい風を取り込む
引用元:日比谷花壇
住宅の壁やベランダや駐車場も、太陽の熱を受けてかなり熱くなっています。
そこで打ち水をすると気化熱で温度が下がり、濡れた地面の上を通る空気も冷やされるのでオススメです!
運動したりして、体温が上がった時に、その熱の作用で体温を下げようとするのと同じ感じです。
打ち水をして濡れた地面の水が熱を奪って蒸発するのでその周辺の温度が低くなる、涼しくなる効果があります。
ベランダの窓の周りやエアコンの室外機の周りにも打ち水をしてみてください出来れば日陰に水を捲くのが一番効果的です。
実は、庭の花壇の土や芝生などに打ち水すると水が吸収されるので蒸発するのに時間がかかります。その分長い時間打ち水の効果を保つことができます。
温度で言うと、2℃程度も温度を下げることができます。
もちろん、コンクリートに水を撒いても効果はあります!節約の為にもお風呂の水などを使って打ち水をして涼しい風を取り込みたいですね!
打ち水をするときはお部屋(家)の風上側に水を撒きましょう。
すると気化熱で冷やされた空気が部屋の中に効率的に流れてきますよ!
・土や芝生の上に水を撒くと効果長持ち
・風上に打ち水すれば涼しい風が部屋に入る
扇風機と気化熱で冷たい風を起こそう!
夏には大活躍の扇風機。
しかし、ただ回すだけではなく、上記の気化熱を利用して涼しい風を起こすことができます。
扇風機に、濡れタオルを掛ける方法をご存知ですか?
扇風機に濡れタオルを掛けるだけでも、冷たい風を起こすことが出来ます。
しかし、そこから一手間加えて、凍らせた保冷材を濡れタオルで巻いて扇風機の後ろ側に取り付ける方法が最も効果的に部屋が涼しくなります。
保冷剤がない場合は、ペットボトルを凍らせたものでも代用できます。
扇風機の前に置いても冷たい風が来ますよ!オリジナルの扇風機を作って快適な空間を作りましょう!
熱い空気は上の方にこもるのでこの時に天井に向けて扇風機を回すことでより空気の流れが出来ます。
部屋の暑い部分の空気を扇風機の冷風でかき混ぜることで部屋全体の温度を下げることができます。
でも、なかなか普通の扇風機では上を向けられないのでサーキュレーターを使うのもいいですね!
ちなみに我が家では夏でも冬でも、サーキュレーターが活躍しています!
空気の流れを利用して部屋干しなどにも役に立ちますし、寒い時期の暖房の効率をあげるのにも使えて1年中置いておいても扇風機と違いシンプルな形状なので違和感もないです。
節電の為にも、サーキュレーターは1台あるととても便利です。
換気扇も使って部屋全体の空気を流す!
夏に外出から帰ってきて、お家の中に入ると「モワァ〜」と部屋にこもった空気で蒸し蒸ししていますよね。
部屋をすぐに涼しくしたいときは、普通にただ窓を開けるよりも、最初に窓を開けて換気扇を回すと、早く室内の空気を外に出すことができます。
さらに、換気扇から一番遠い窓のみ開けることで室内に風の通り道ができるので、家の中に入り込んで、部屋全体が換気されやすくなります。
同時に風の入り口で「打ち水」をすると冷えた空気が部屋に入ってくるので効率的ですね!
換気扇をつける方法は部屋に風が入らないときに有効です。
もし、ご自宅の窓を開けて「ブワァー」っと風が入ってくるようなら窓を開けたほうが空気の入れ替えが早いので状況に合わせて試してみてください!

もしクーラーをつける場合も、換気扇を回して一旦室内の空気を外に出してから、クーラーをつけた方がいいです。
注意してほしいことは「同時につけてはいけない」ということ。
換気扇とクーラーを同時につけることはやめましょう。
クーラーには元々暑い空気を排出する機能がついてますので、二つ同時につけると電気代の無駄になってしまいます。
できれば換気扇を先に付けて、一度暑い空気を排出してからクーラーをつけた方が節電には効果的です。
クーラーなしで夏を乗り切る!
今回はクーラーに頼らずに夏の暑い部屋を涼しく過ごす3つの方法をご紹介しました。
- 打ち水で外から涼しい風を取り込む
- 保冷剤と扇風機で冷たい風を部屋に送る
- 換気扇を使って部屋全体の空気を流す
3つ全てを同時に実行していけば、たちまち部屋の温度も下がって涼しく感じるはず。しかもクーラーいらずとなれば節電にも一役買いますしね!
関連記事→【暑さ対策】眠れない熱帯夜にアイスノンで冷やすべき3つの場所
今年は節電を意識しながら暑い夏を快適に気持ちよく過ごす工夫を試してみてはいかがでしょうか?
ただし、我慢のしすぎには注意。というか、我慢はダメです。
お部屋の中でも熱中症は発症します。節電でクーラーなしの生活も必要ですが、ツラくなる前にクーラーに頼ることも大事です!
コメントを残す