水道の蛇口からお湯を注いだ時や浴槽にお湯を貯めた時、お湯が白く濁っていることがありませんか?
有害なのか、飲んでも大丈夫なのか。今回は水道のお湯が白く濁る原因を調べました。
でも、答えを先に言っちゃいます笑
空気の小さい泡が白く濁って見えるから、です。
水道の不良の可能性もありますので、その原因と見分け方についても知っておきましょう!※あくまでもご参考程度にお考え下さい。一般的な考えですので保証はできません。
濁りが空気かどうかの見分け方

実際にご自宅のお湯の濁りが空気によるものなのか、不良なのかどう見分ければ良いのかというと…
透明なコップにお湯を注いで10分程度放置してください。
放置した後に透明な水に変わっていれば、泡(空気)が弾けてなくなっただけなので、飲んでも大丈夫と言えます!
空気が白く濁る原因
なぜお湯にすると白く濁ってしまうのでしょうか?
これは冬の寒い時期に起こりやすい現象です。
元々、水の中に溶けていた空気が給湯器で加熱されることで膨らみます。つまり、水道管の中でパンパンに膨張した状態になります。
そのまま狭い水道管の中から広い外に出た瞬間に弾けて膨張した空気は気体に戻るのです。
気体に戻った空気は細かい泡となり水中を漂います。これが白く濁って見える原因です。

水の濁りが消えない場合
透明なコップの中で10分経っても濁りが消えないなら何らかの不良が考えられます。
まずは、マンションの管理会社やハウスメーカーのアフターサービスなどに問い合わせしましょう。(なるべく早いほうがいいです)
連絡する際には、以下のようなことを聞かれる可能性が高いので準備しておきましょう。
- 濁るのはお湯の時だけ?
- お湯の時も水の時も濁る?
- その水道だけ濁る?他の部屋の水道でも濁る?
この3つに対する回答を準備して問い合わせすると、対応がスムーズになることが多いです。
どこに不良があるかで修理する業者も変わります。(水道屋さんの場合もあれば、給湯器メーカーの場合もあります。)
最後に
お湯が濁る原因は空気が細かな泡となって白く濁ることが非常に多いです。
透明なコップに注いでみて10分後に濁りが消えたのなら、空気の泡によるもので安全と考えてよいでしょう。
しかし、それでも白く濁ったままであるなら注意しましょう。
何らかの不良が考えられますので、管理会社などに連絡しましょう。
以上、ご参考になれば幸いです!