朝起きると、なんだか首が痛い…。
たくさん寝たのに肩が凝ってる…。
疲れを取るための睡眠なのに、なぜか起きた時に疲れてる。
そんな朝を過ごしていませんか?その原因は「枕」なのかもしれません!
今回は、枕に肩まで乗せることで肩こり解消できるのか、また最適な枕の高さについてご紹介します!
正しい枕を使わないと起こること
あなたが使っている枕が合っていない場合、次のようなことが起こります。
自分のベッドや布団で寝ている状況を想像してみてください。
①枕が高すぎる場合

首が前に傾いたまま寝ることとなります。首が前に曲がることで頸椎や呼吸器を圧迫します…。
その結果、空気の通り道を防いでしまい「いびき」をかく原因となります。
しかも、首が前に出ることで肩の筋肉を酷使し肩こりの原因となります。
②枕が低すぎる場合
頭全体が体よりも下がることで頭に血が昇り、眠りを妨げます。
そのため安眠が邪魔されて不眠症になりやすい、とのデータがあります。

寝ている時間の約70%は仰向け
寝ている時間の中でおおよそ7割くらいの時間は仰向けで寝ているというデータがあります。つまり、十分な睡眠をとるためにはあなたの仰向けの姿勢に合った枕を「高さ」を重視して選ぶ必要があります。
寝ているときの理想的な頭の角度は水平に対して5度、前に傾くくらいが良いとされています。でも、5度と言われても測ることはできませんよね(汗
枕を試してみて、首元にシワが入らなければ適度な高さと言えるでしょう。
なおかつ、人間は睡眠時に必ず寝返りを打つので、枕の横幅も必要です。左右に寝返りをするとして、頭3つ分くらいの枕の幅が必要です。
高さが合っていない枕を使っているために睡眠時間を十分にとっても、なんだか寝た気がしない…。
というあなたの悩みは、枕に原因があるかも知れないと分かっていただけたでしょうか。
頭を乗せる位置も重要
布団に入った時、あなたの頭はどれくらい枕に乗っていますか?
頭だけですか?
肩も乗っていますか?
首の隙間は空いていますか?
頭の位置も非常に大事なんです。実は頭だけ枕に乗せて寝ると、肩こりの原因になりかねません。
なぜかというと、頭だけを枕に乗せるとどうしても頭が前のめりになった姿勢で寝てしまいます。
あなたが今座った姿勢、立った姿勢で頭を前に傾けてください。すると、肩のあたりに張りを感じるはずです。つまり、頭を前に傾けるとそれを支える肩に余計な力が入ってしまうのです!
また、最近ではスマホ使用中の姿勢によるストレートネックも現代病として注目されていますね。
枕は、頭・首・肩を乗せることでそれぞれにかかる負担を減らすことができるんです。
まとめ:あなたに合う枕の選び方
今まで述べてきた情報をまとめます。
枕の高さが合わないと、
- いびきや不眠症の原因になります。
- 肩こりや首・背中の痛みも引き起こします。
また、人間は睡眠の70%を仰向けで寝るので仰向けの姿勢に合った枕を選ぶ必要があります。
それらを集約すると、あなたが選ぶ枕は…
- 前のめりでも首にシワができない高さ
- 枕の横幅は頭が3つ乗るくらい
- 肩まで乗るくらいの十分な奥行き
この3点に注意して、枕を選ぶと良いということがわかります。
僕もこのことを勉強して、使っていた枕が高すぎることに気付かされました…。今はとりあえずバスタオルを何枚も重ねて少し頭が傾くくらいの高さの自家製マクラを使っています笑
お小遣いが溜まったら、自分専用のマクラを買いたいです!!(切実)
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