「寝室のシーツに最適な色ってなんだろう?」
「落ち着いて熟睡できるカラーの選び方は?」
「ベッドシーツにオススメの色は?」
今回は、ベッドカバーやシーツ、カーテンなど寝室のファブリック関係についてオススメのカラーや、熟睡に向いていない色をご紹介していきます。
あなたの部屋のベッドは何色のカバーがかかっていますか?
その色次第で今晩の眠りが変わるかもしれません。
以前にも、「色」がもたらす心理効果について書きました。
若返りに効果があると言われるカラーについてもご紹介していきますね!
人生の3分の1を何色と過ごす?

人間は、生きている時間の約3分の1は睡眠にあてています。
睡眠は、1日の中で唯一といっていいほど心と体をゆっくり休める時間です。
そんな大切な時間を眠りにそぐわない色と過ごしてしまうと、人生の3分の1を損して生きることとなってしまうのです。
睡眠時間を無駄にしないためにも、寝室における色の役割と使うべき色について、このページでしっかりと理解しましょう。
寝室に使うべき色は鎮静色
色彩には、黒や赤や青や緑など数え切れないほどの色の数があります。
その中でも、大きく分けると「興奮色」と「鎮静色」に分けることができます。
その二つのうち、心身をリラックスさせる効果があるのはもちろん「鎮静色」です。
興奮色と鎮静色についてはこちらのサイトが非常に分かりやすかったです。
【興奮色と鎮静色】
赤みのある色で明度、彩度が高い色は興奮色といわれ、青みのある色で明度、彩度が低い色は鎮静色といわれる。
赤みのある色は心拍数を上げる作用があり、青みのある色は気持ちを落ち着かせる作用がある。
https://blog.btrax.com/jp/color/
ざっくり言うと、赤みがあって明るい色は「興奮色」、青みがあって暗めの色は「鎮静色」です。
気持ちを落ち着かせる効果がある「鎮静色」をベッドルームに使用しましょう。
青・緑、それからベージュ

人間は、特に青い色に包まれると血圧が下がり瞬きの回数も減ります。すると、体はだんだんと眠くなり自然と熟睡することができます。
目に見えなくとも、肌で色を感じていることを示す「ライトトーナス値」は青・緑・ベージュが最もリラックスすることを証明しています。

ベージュは「鎮静色」に分類されませんが、鎮静色と同様に気持ちを落ち着かせる色として寝室に取り入れるべき色として挙げております。
- 青
- 緑
- ベージュ
- 淡いピンク(!?)
かつ、深みのある少し暗めの色合いがより効果的です。淡いピンクについては後ほどご説明します。
寝室に向かない色
一方で、リラックスするための寝室に向かない色はどんな色でしょうか?
簡単に言うと、先ほどの鎮静色の反対。「興奮色」です。
赤・オレンジ
赤やオレンジは人間を元気にする色です。
太陽の光、活発的な行動をイメージさせる赤やオレンジは人間を興奮状態にする色です。
そんな色に囲まれて熟睡できないですよね…(汗
ちなみに赤い色でまとめた寝室はこんな感じ。

お部屋の色合いとしてはすごくオシャレです!
でも、寝室だと考えるとすごく落ち着かない寝室だと思います。
なんかムラムラして変な意味で興奮してしまいそうですね。。。子作りは励むかも
- 赤
- オレンジ
また、明るく派手な色合いのカラーは睡眠を妨げてしまう恐れがあります。
実は淡いピンクに若返り効果あり?

赤やオレンジは興奮色と言いましたが、実は「淡いピンク」はその部類にはいりません。
「淡いピンク」はリラックスできる色なんです。
「色」がもたらす心理効果についての記事でもご紹介したライト・トーナス値では、なんとピンクは青やベージュと並んで「リラックス効果が高い」分類に入ります。
実際に、病院などでも壁紙やナース服にも使用されている色で落ち着きや信頼を得られます。
【ピンク】は、※ライトトーナス値が最も低く、リラックス効果が高い色で医院の色彩提案には最も良い色。
一般的には産婦人科や美容整形外科のイメージが強いが、科に関係なく、取り入れてほしい色。特にユニホームには積極的に取り入れてもらうと患者さまがリラックスでき、好印象を与える色でもある。
そして、女性ホルモンを刺激し若返り効果が一番あるのがこの「淡いピンク」なんです!

実際に家具の通販サイトでも寝具はピンクのカラーバリエーションが多いようですね。
例えば、ご夫婦の寝室でがっつりピンクでまとめてしまうと乙女チックになりすぎるので、ピンクとベージュ系を混ぜた色合いにすると、リラックス効果と若返り効果のどちらも両立できそうですね!

実は、読者様に落ち着いて見てもらいたい、ゆっくり読んでいただきたいという意味でこのブログもピンクとグリーンをメインカラーにしています。
和やかな気持ちになっていただけたら嬉しいです!
最後に
- 青
- 緑
- ベージュ
- 淡いピンク
総合的に見ると、淡いピンクは落ち着き・リラックス効果をもたらしながらも体に張りを与え、若返り効果があるというので寝室に最適な色ではないかと思います。
しかしながら、男性にとっては「寝室がピンクじゃ嫌だなぁ〜」と思われる方も多いはずです。
そんな時は、鎮静色の青や緑、ベージュで寝室の色をまとめるようにしましょうね。
男性の一人暮らしには濃紺(ネイビー)のインテリアもオススメしてます!
ちなみに、色を変えただけでは本当の熟睡はできません。
枕やマットレス、起きる環境を整えてこそ真の熟睡ができるのです。カラーの効果は熟睡のための一つの要員にしか過ぎません。
人生の多くの時間を過ごす寝室環境ですから、次の1日、そこから続く将来を明るく過ごすためにも寝室のカラーには気を使ってこだわりたいですね!
関連記事→【寝室におすすめ】安眠できるカーテンの色の選び方とは?
熟睡の為には、刺激の強い色は絶対に避けるべきです。