「せっかくの一人暮らしなのでインテリアがダサい…」
「どう家具を配置すればオシャレに見えるか分からない…」
「狭くても広く見える配置にして友達や恋人候補にドヤ顔したい」
そんな一人暮らしのあなたに向けた記事です。
インテリアの元コーディネーターとしての知識や実際に僕が一人暮らしをして試行錯誤した体験談も交えながら作成しております。
「わ〜、オシャレな部屋だな〜。でもオシャレすぎて自分には実現不可能だ…。」
とならないように雑誌に載っているような素敵だけど実現不可能なモノではなく、「現実的」な方法を自作レイアウト集とともにお伝えしていきます!
センスなしでもオシャレに見えるインテリアとは?
いきなり「センスなし」と書いてしまって語弊を生むかもしれませんが、インテリアの専門的な知識がなくともオシャレに見える部屋は作ることができます(という意味で捉えてください)。
ちょっとしたルールさえ守って部屋づくり、模様替えをすれば素敵なインテリアの部屋を作ることができます。
オシャレな部屋を実現するために、まずは「お部屋のテイスト」を決めていきましょう。
簡単にできるオシャレなテイスト
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家具の配置例についてはもう少し先になるので、内容が「自分には間に合ってるな」という方は、そのままスクロールしてくださいね!
インテリアのテイストとは、
- モダン
- ナチュラル
- リゾート
- 北欧
- その他、色々…
などのインテリアの雰囲気のことを指します。
あなたが「このテイストにしたい!」という明確なイメージがあるのであれば、この章はスキップしても大丈夫です。
でも「どんな部屋にしたら良いのか分からない」「そもそもテイストでまとめて家具を揃えられる自信がない」という方は、おすすめのインテリアテイストがありますので話だけでも聞いていってください。
実現が簡単な「北欧ナチュラル」テイスト
誰にでも簡単にできて、高いお金を払わずとも、雰囲気でおしゃれに見せることが可能なテイストは「北欧ナチュラル」です。
巷でも大人気の「北欧」と定番の「ナチュラル」を合わせたインテリアテイストなんですが、僕がこの北欧ナチュラルをおすすめするのには以下の理由があります。
- 誰にでも受け入れられやすいテイスト
- インテリアのルールが少ない
- 家具屋・雑貨屋さんでも手に入りやすい
- 安価な家具でもそれなりにオシャレに見える
- 清潔感があって女子からも好評価
つまり、北欧ナチュラルの部屋は、
- 誰でもちょっとしたルールさえ守れば、
- 簡単に実現できて、
- オシャレなモテ部屋を作ることができます。
いかがですか?
少しは「北欧ナチュラルいいかも…」と思っていただけましたか?
北欧ナチュラルを実現するには?
では、実際に北欧ナチュラルのお部屋を作るにはどのようなことに注意していけば良いのでしょうか。
ここからは、北欧ナチュラルのオシャレなお部屋を実現するためのノウハウをご紹介していきます。
守ってほしいルール
北欧ナチュラルを実現するために最も重要なのが「家具のルールを守る」ということです。
でも、重要なルールといっても簡単です。笑
北欧ナチュラルにする時のルール
- 買うときはナチュラル色(木肌の色)の家具を選ぶ
- 金属を使った家具は避ける
- ラグ(じゅうたん)・クッションを置く
ルールはこの3つだけです。簡単ですよね?
ナチュラル色(木肌色)とは下の画像のような色合いです。
お部屋全体をナチュラルな自然の雰囲気でまとめたいので、金属やステンレスを使った家具は避けましょう。
そして、ラグ(じゅうたん)とクッションを置くことでインテリアに重要な「アクセント」として部屋を完成させるとともに、リラックス効果が増して居心地の良い部屋を作ることができます。
オシャレなインテリア雑誌などでは、北欧とモダンを組み合わせた洗練されたデザインもあります。
でも、今は無視しましょう。
まずは、あなたの部屋を素敵なインテリアにすることに集中してください。
ナチュラルな家具で揃えたいけど、お部屋の床やドアなどがダークブラウン系の色なんだけど大丈夫かな…?という方も問題ありません!
床の上に置く家具が統一されていれば家具と床の色が違っても素敵に見せることが可能です。
→床と家具の色がバラバラでも大丈夫!オシャレに統一する方法
北欧ナチュラルの完成形とは
画像引用元:https://roomclip.jp/photo/cZLd
それらのルールを守って実現されたインテリアは、優しい雰囲気があり、居心地が良い上記の画像のような素敵な部屋になります。
住んでいる自分自身も気持ちの良い朝を迎えることができますし、お友達や恋人にとっても居心地の良い部屋になること間違いなしです。
繰り返しになりますが、北欧ナチュラルの部屋は
- 誰でもちょっとしたルールさえ守れば、
- 簡単に実現できて、
- オシャレなモテ部屋を作ることができます。
どんな部屋にしたら良いのか分からないよ…とお悩みの方は「北欧ナチュラル」のお部屋にしましょう!
この北欧ナチュラルの家具を取り扱っているインテリアショップは非常に多いです。
例えば、ニトリでも揃えることができますし、都会のオシャレなショップでも必ずといっていいほど取り扱っています。
量販店では買いたくないけど、高価な家具は買えないという方は「unico」が結構良いですよ。
実店舗も全国各地にありますし、通販で買うこともできます。めっちゃ安い、というわけではないですが社会人が揃える家具としてはお手軽な方です。
「unico」は家具だけではなく、ラグやクッション、カーテン、雑貨などあらゆるオシャレなものが揃います。
何よりホームページがオシャレなのでインテリア作りの参考にしてます笑
→[uniko]公式ホームページを見てみる
狭い部屋でも快適な家具レイアウト実例
引用元:https://roomclip.jp/photo/FvT1
さて、ここからは実際にどんなレイアウトで家具を配置すれば、オシャレな部屋にできるのか、ということについてお話ししていきます。
一人暮らしの方に多い8畳のお部屋を例にとってお話ししていきますが、もちろん8畳以外の部屋でも応用できますのでご安心ください。
生活の動線を考えてレイアウトする
毎日の暮らしを快適に過ごすためには、いかにスムーズに部屋を歩けるか配慮する必要があります。つまり、動線を考えるということです。
一般的な部屋の動線には
- ソファまでの動線
- ベッドまでの動線
- ベランダに出る前の動線
などが考えられます。
その動線を家具が遮ったり、狭くて通りにくかったりすると生活がしにくくなってストレスになってしまいます。
あなたが生活の中で通るであろう動線を塞がないように家具を配置してレイアウトすることが重要です。
では、ここであなたのお部屋の動線を考えてみましょう。
まず、お部屋に何もないと仮定して、家事(掃除や洗濯)をするとイメージした時にどのような動線が思い浮かべてみます。
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思い浮かびました?
僕が想像したのは、
- テーブルに夕食を運んで、片付けるためにキッチンに持っていく
- ベランダに洗濯物を干すために窓から出る
- 朝晩にカーテンを開け閉めする
- クローゼットへ洗濯物を直したり、服を選ぶ
このような動線を思い浮かべました。
もしかすると、人によってこれ以外にも様々な生活動線があるかもしれません。
その動線を邪魔しないように、かつ動線が長く伸びて回り道してしまわないように家具を配置していく必要があります。
大きな家具から配置を考えていく
では、どのように家具を配置すれば生活動線を邪魔することなくレイアウトできるのでしょうか?
それは「大きい家具から置き場所を考える」です!
大きい家具ほど生活動線を邪魔しやすくなります。
置き方を間違ってしまうと「窓から外に出にくくて洗濯物が干しにくい…」なんてことにもなります。
大きな家具から配置を考えていけば、動線に配慮したレイアウトにすることができます。
テレビボード、ソファ、テーブル、などお部屋に置く家具の中で最も大きくなるのは「ベッド」ですよね。
お部屋の中で一番大きなベッドが動線の邪魔になりやすいので、ベッドの配置から考えるのがベターです!
- ベッド
- ソファ
- テレビボード
- チェスト
- ローテーブル
8畳のお部屋で入り口の正面の壁に窓がある部屋を想定してイメージ図を作成しました。ベッドの配置から考えてみましょう。
例えば、部屋の正面に窓があるお部屋を想定した場合、窓の前にベッドを配置してしまうとベランダへ出入りしにくい部屋になってしまいます。
※ベッドが窓を防いでも実生活に支障がないのであれば問題ないですよ!
次に、窓の左のスペースにベッドを置くと動線が確保できました。
でも、お部屋に入ってすぐベッドがあると圧迫感が出てしまいますね…。
今度は右側の壁にくっつけてベッドを配置しました。
すると随分とスッキリ見えます。これなら部屋を広く見せつつ生活動線を遮らないレイアウトができそうですね。
せっかくなので他の家具も置いてみると生活動線を邪魔しないお部屋が出来上がりました!北欧ナチュラルのテイストで揃えてみましたよ〜!
ソファを置いていない一人暮らしの王道レイアウトですが、窓までの視線を邪魔するものがなく抜け感があるので圧迫感も感じないですね!(照明がちょっと邪魔…汗)
生活動線が確保されている部屋は住み心地が良いです。
動線を確保するために大きな家具(ベッド)から配置を考えていくと住みやすいレイアウトを実現することができます。
狭い部屋でも広く見せる家具のレイアウト
画像引用元:https://roomclip.jp/photo/vjcu
大きい家具から順番にレイアウトしていくことが住み心地の良い部屋を作るコツだということは分かっていただけたと思います。
次に、狭い部屋でも広く見せるレイアウトのコツをご紹介していきます。
- 背の高い家具をなるべく置かない
- 背の高い家具は入り口から遠くに配置する
- 目線の外に背の高い家具を配置する
背の高い家具は置かない
背の高い家具は、部屋にあるだけで圧迫感が出てしまいます。
背が高い家具の基準は、お部屋でのくつろぎ方によって変わります。
部屋の中でリラックスしている時の目線がどの位置(高さ)にあるかによって、家具の高さも考えていきましょう。
- ソファやベッドでくつろぐ場合
ソファ、またはベッドに座った時のあなたの目線の高さまでの家具を選ぶようにしましょう。
目安としては、高さ100㎝くらいまでの家具です。それ以上に高くなると圧迫感を感じるようになります。
- 床に座ってくつろぐ場合
床に座って過ごす場合は、目線の位置が低くなります。
目安としては、70センチくらいまでの高さの家具で揃えていくと圧迫感のない部屋を作ることができます。
はい、そうですよね。
高さが低くなるほど収納量は少なくなります。
クローゼットが大きい部屋であれば良いですが、「備え付けの収納だけでは足りない」というお部屋も多いはずです。
本棚や衣類収納などで背の高い家具を置かないといけない場合は絶対にあります。
そこで気にしたいのは、家具を上手に配置して圧迫感をなくすということ。
入り口から遠くに背の高い家具を配置
まずはお部屋の第一印象である「入り口からの見た目」で圧迫感のない部屋を作ります。
圧迫感をなくすには「入り口の近くに背の高い家具を置かない」ということです。
例えば、上の画像のように入り口近くに150㎝ほどの収納家具を配置すると、部屋に入った瞬間にいきなり目線の高さの家具が現れるので「狭っ!」という印象を受けてしまいます。
反対に、150㎝の収納家具とテレビボードを入れ替えてレイアウトすると、家具の高さは変わっていないのに部屋が広く見えます。
使っている家具は同じなのに不思議ですよね。
- 背の高い家具は入り口の遠くに
- 背の低い家具は入り口の近くに
レイアウトしてあげると、お部屋に圧迫感を感じないので、友人や恋人が来た時の第一印象もグッと上がります!
背の高い家具は目線の外に配置する
さらに、お部屋の形状やコンセントの位置など条件が叶うのであれば、背の高い家具は座った時の目線に入らない所にレイアウトしましょう。
部屋の入り口の遠くに背の高い家具を置いて圧迫感を消していて良いですね。
しかし、あまりに背が高い家具なのでベッドに座った時に圧迫感が出てしまいます。
そこでレイアウトを変えて、座った時に目線に入らない位置に家具を移動しました。
これでベッドに座った時の目線に入らないのでリラックス時の圧迫感はなくなりました。
しかし、普通にこのレイアウトだと座った時の圧迫感はないけど、部屋に入った瞬間の圧迫感はありますよね。
そこで、部屋の右奥の壁にポスターを掛けて、最初の目線がポスターにいくようにインテリアの技を仕掛けています(フォーカルポイント)。
また、夜は左奥の間接照明をつけることで、本棚の位置は暗くなり存在を消すことができます。
少し無理やり感はあるかもしれませんが、どうしても置かないといけない家具を排除することができません。
それによる圧迫感をどう解消していくかも大事ですね!
まとめ
ここまでお付き合いいただいてありがとうございました!
長く読んでいただいたので、この記事を大まかに復習していきます。
- お部屋のテイストに迷ったなら「北欧ナチュラル」がオススメ!
清潔感のあるインテリアで女子にも人気です。また、様々な家具屋さんで取り扱いがあるので選ぶのに困りません。
今だけの流行ではないので長く楽しむこともできますよ!
- 生活動線を考えたレイアウトを作ろう!
普段の生活の動きを家具が邪魔してしまったら住み心地の悪い部屋になってしまいます。
生活の中でたくさん通るルートがスムーズに通れるように家具の配置を工夫しましょう!
- 広く見せるレイアウトにしよう!
できるだけ背の高い家具は置かないようにすると、部屋全体の圧迫感を消すことができます。
とはいえ、現実的には背の高い家具は置かないと生活に困ります。
そんな時は、入り口から遠い位置に行くほど高い家具を配置して、近くなるほど背の低い家具をおきましょう。そうすることで、入った時の印象が良くなります!
さらに、背の高い家具を目線の外に配置したり、ポスターや間接照明で目線をズラすことで圧迫感をなくすことができます。
ここまでで全て語れるほどインテリアは簡単なものではないですが、専門的な知識がなくとも実現できるレイアウトばかりです。
お部屋のレイアウトに困っているという方はぜひお試しください!
自分のお部屋でも出来ることから始めていきましょう!